編み物の日常、編み物と日常。

編み物にまつわること、そして日常のこと。

2023-01-01から1年間の記事一覧

羊の原毛を触る日々。

最近は糸紡ぎのために、カードかけばかりをやっています。先日編み上げた(また後日それについても書こうと思います)アランセーターが気に入って、この勢いでもう1着違う模様で編みたいと思ったのですが、着分揃った糸がないので、それならば買わずに紡ごう…

ブリオッシュ編み。

ブリオッシュ編みで有名な、ナンシー・マーチャントさんの本に乗っている模様を使わせてもらって編んだショールです。大判好きな私は、これもやっぱり大判で、途中例に漏れず進まなくなった時期もありましたが、ちゃんと完成させることができたもの。2〜3年…

歩道沿いの花々。

歩道沿いの花壇を何十メートルにもわたって、暑い日も寒い日も手入れして、通る人の目を楽しませてくれるおじさんがいます。最近歩いていないけど、今は何が元気な季節なんでしょう。

教会に咲く花。

いつの季節だったか忘れてしまいましたが、とある教会の花壇に咲いてた花。ここの教会はいつ行っても何か温かい空気が流れていて大好きです。宗教問わず、いつでも人を暖かく迎え入れてくれるような雰囲気。花壇も華美ではなく落ち着いていて、心ある人が手…

糸を紡いで編んだカーディガン。

紡いでいる最中、糸車のボビンに巻かれている状態 なんともう気が付いたら3年も前の話なのですが、インスタグラムで見かけて「編みたい!」と思ったカーディガンがあり、編み物のコミュニティサイト、ラベリーでパターンを買いました。 なかなかこれで編もう…

ずっと宝物の編み物の本。

編み物と糸紡ぎを始めて間もない頃の話です。原毛を扱っているお店が手芸関係の洋書も扱っていて、そこで出会ったのが Alice Starmore の The Celtic Collection という本。とにかく写真が美しい。日本の編み物の本ではこういうものを見かけたことがなかった…

萩の花、風に揺れる季節。

田舎に住んでいるので家の近くにはいろんな植物が生えています。少し前から萩の花のくすんだピンクのような優しい色の小さな花が咲いていて、歩いた時にそれをみるのが楽しみになっています。カメラのファインダーを覗くとそれだけの世界になり、花の色も葉…

両面操作の透かし編み、ショールがやっと完成。

長い時間抱えていた大判のショールがやっと完成。両面操作の透かし模様、規則性があるのでそれほど難しい模様ではなく編みやすいものだったのに、心身の不調や他のことに手を出したりで全く進まなかった時期も長く、一年半もかかってしまいました。 ここ数年…

彼岸花。

あまりに家の中に引きこもっていて気分が滅入ってきたので夕方の散歩に出かけてきました。 田舎の路地裏のアジアらしい独特のにおいだったり、通りかかりに覗き込んだ細道にいる野良猫だったり。そしてそんな道の角に咲いている彼岸花を写真に撮り、ファイン…

秋の色。

まだまだ暑いけれど、家の周りの雑草たちを見ていると、少しづつ秋が来ているのだと感じます。この写真は去年か一昨年のものですが、秋の野葡萄のこのなんとも言えないかわいい色たち。これから野ばらの実が赤くなってくるのも楽しみです。 ウールでの編み物…

羊の持って生まれた自然色。

自然色だけの手紡ぎ糸を集めて、アフガン編みでショールを。 今まで紡いできた糸、中途半端に少し残ったものも捨てたりすることはできず、20年も前のものから最近のものまでぽろぽろころころとカゴや袋に入れてとってあります。ある時それらを見ていて、何か…

いつもの道に咲く。

最近、一番編んでいた頃ほどでは全くないにしろ、編む集中力が少しづつ戻ってきたのが嬉しいのです。一時期は、もうずっとこのままだったらどうしようかと思うほど編めずにいたけれど。まだ更年期も五十肩も真っ最中なのに、インドのラダックへの旅行から帰…

透かし編みのくつ下。

デザイナーさんのパターンや本に載っているくつ下を、その編み方の通りに編むことは何度かしていますが、思い返すと本当にただただ説明通りに編んでいただけで、かかとや爪先の編み方などがほとんど頭に入っていないのです。今回、いずれショールと同じ模様…

うちのにゃんことの出会い。

もう10歳になるうちのにゃんこ。10年前、生後2ヶ月くらいの子猫が、当時住んでいた家の前の、お隣のおばあちゃんの畑の網に引っかかって鳴いていたのです。うちの息子が見に行って、「モデルみたいにかわいい子がいる」と言って戻ってきました。 実はその頃…

レースの三角ショール。

Uncial shawl ・ designed by Lucy Hague こちらもだいぶ以前の写真を見つけて引っ張り出してきました。インスタグラムで見かけてぜひ編みたいと思い、ラベリーでパターンを買って編んだレースのショールです。編むのが楽しく、仕上げ作業のブロッキングもと…

エストニアの棒針編みレース。

携帯に入っている古い写真をあれこれ見ていたら、5年くらいか、もう少し前かの、お気に入りだった写真を見つけました。エストニアの棒針編みレース、ハープサルレースの本と、その中から試し編みをしたものを一緒に写したもの。懐かしい写真。この本は写真も…

台湾に咲く花。

なんていう花なのでしょう、旅先の台湾で見た花。上から垂れ下がり一面に咲いていたのが見事で。 台湾は気温も湿度もあって本当に草花が元気だった、人々が育てている鉢植えも木も、雑草も。満開の花たちから元気をもらって、どこまでも先へ先へと歩き進んで…

きれいに編もうと考えすぎて、楽しく編めなくなってるような?

編み込みの試し編みをコースターの代わりに休憩。 いつかショールとお揃いのくつ下を編めるようになりたいと思って始めたくつ下の練習、なかなか思うようにはいかないで少々へこんでいるので気分転換に一旦休憩。たとえ編み方は分かっているものでも、それを…

新しく。

ショールのデザインを考えようとあれこれ試し編み。 ブログを新しくしました。以前の記事もそのままこちらへ移動してきました。なので、古い方のブログはしばらくしたら削除します。数少なかったとはいえ真面目な気持ちで読者登録してくださっていた方には大…

さて、ぼちぼち。

数年前に出会ったにゃんこ。暑いけど、今も元気にしていますか。 ちょうどコロナ禍に突入したのと時期を同じくして、四十肩やら更年期やらなんやらかんやらと心身ともに調子が悪すぎて、集中力というものが全くなくなってしまい もやもやしていたこの2~3年。…

クンスト編み。

これはもう数年前、友人の誕生日プレゼントにと編んだもの。去年と今年は余裕がなくてゆっくり贈り物を編むなんてこともできずにいたなと思うと、もっと自分のこと以外にも気のつく余裕のある状態で過ごしたいもんだとつくづく思います。 ところでこの写真の…

久しぶりにくるくると。

糸紡ぎ 昨日、単糸のままのボビンがふたつあることに気がついて、双糸にしようと思い久しぶりに糸車を回しました。編み物をするために紡いでいるので、それに棒針レース用のため細く紡いでいるので単糸のままではなく双糸にして使います。原毛もまだまだたく…

早めの夏休みから無事帰国はしたけれど。

無事に、とっても元気にインドのラダックというところから帰ってきたのですが、帰国した翌日にコロナを発症し、引きこもっていました。ラダック、大好きでした。本当に、行けるものなら何度でも行きたい。けれど、今回はコロナという形でしたが、これがコロ…

早めの夏休み。

羊部屋は散らかしたままだけれど、ちょっと1週間ほどインドへ行ってきます。来週末には帰ってきます、そしてそれからは、まずは、今度こそ(??)ショールを仕上げるように進めます、肩の調子と相談しながらなのは仕方がない・・。行ってきます〜。

交差模様。

複雑な縄編み模様のアランセーターに憧れていて、編み物が上手くなったらアランセーターを編みたいと初心者の頃から思っていました。 この写真のショールはあまり大きくはない交差模様、一模様の目数が少く編み地が分厚くならないものを選んで使っているので…

土手に咲く。

夕暮れ時の野ばら 昨日は長距離を散歩しながら、子供の頃から引っ越しの多い私はどこの街に住民票を置いて住んでいても、"長期滞在者"くらいの気持ちでしかない自分のことを考えていました。

モノクロと春。

先日、模様あみの大判ショールが調子よくなってきていると書いた途端、左肩の痛みが急激に悪化し始めてしまってがっくり。実は来週末から1週間の旅行に出ることが決まっていて、それまでに編み上げたい、くらいのつもりでいたのに、どうやら持ち越し。ま、…

編み地の端っこ。

イサガーのスピニにモヘアを添えて。 先日、編み物の完成度という言葉を使ったのですが、私自身もほんとにまだまだなので具体的にどんなことなのか、なかなかうまくは伝えきれないと思っています。それでももし何か誰かの"ふむふむ"につながることになるのな…

窓際の時間。

気持ちよさそう。穏やかな時間を切り取ることができてお気に入りの写真です。 写真が好きでインスタグラムをやっているけれど、やはり楽しいことばかりでもなく、離れたくなる時期が波のようにやってきます。だけど、大好きで見逃したくないアカウントがあっ…

模様編みの大判ショール。

試し編み。水通し、ブロッキング後。 なんとも・・一年以上も前に編み始めているのに遅々として進んでいなかった大判のショールがありまして、今やっと少しずつですが快調に進み始めました。途中、全く集中できずに編まなかった期間があり、そしてゆっくりで…