編み物の日常、編み物と日常。

編み物にまつわること、そして日常のこと。

シェトランドレースの模様。

シェトランドレースの試し編み

写真はまた過去のものを引っ張り出してきました。シェトランドレースでよく使われている模様の試し編み。一時期、体の不調からなかなか大きいものを編む集中力が保てずに、あれやこれやと小さな試し編みばかりしていました。その頃のものです。糸は Isager の alpaca1。

ところでこの写真とは関係のない話ですが、いくつか前の投稿で編みかけていた深緑色のセーターが編み上がりました。あとは水通しをすれば完成。もうすっかり暖かくなってきたところでの完成ですが、乾き上がったら着て写真を撮れたらいいなぁ、なんて思っています。こちらで見てもらえるような仕上がりと写真になるといいのだけど。

さくら。

 

毎年、桜、きれいだなと思いながら、写真に上手く撮るのは難しくて。今日はiPhoneしか持って出ていなかったので、フィルムカメラっぽく撮ったり編集したりできるアプリで遊んでいたら、ノスタルジックな、好きな感じになりました。 天気が崩れてしまったので、この桜も、もう散ってしまうでしょうか。

日々のこと。

ここは2階、うちの子はこうやってよく外を観察しています。カラスや小鳥が近くで飛ぶのを見て興奮したり、人の出入りを眺めたり。春めいてきてこうやって窓際で過ごすことが多くなってきました。冬の間は猫は布団に潜り込んで出てこないですものね。

そしてこの写真はインスタントカメラ、チェキです。チェキはイメージ通りにはなかなか撮れないけれど、とても楽しいし、レトロ感のある仕上がりがなんともいえない。やっぱりプリントが手元にあるのは、携帯の中にデータとしてある写真以上に嬉しくて、何度も眺めて楽しんでいます。

最近は。

先日のお出かけで出会った菜の花

最近、次の旅のための準備を進めているのですが、思っていた以上に宿や交通機関、その他・・調べたり予約せざるを得なかったりすることが多くて身体ではなく頭の方が疲れています。ちょっと休憩でおいしいお茶をゆっくり飲むときにも、気持ちの奥の方に興奮と疲労が居座っているのを感じます。気楽に遊びに行く観光旅行と言うよりも、私の中でこれからのことを考える旅、なんてちょっと大仰なことを思ったりしているものだから、神経が昂っているのです。

それにしても一昔前のように自由な旅(その日の気分で宿を延泊したり、予約などしないで移動した先でその日の宿を探したり・・)はかなり厳しそうで、自由に動こうと考えていた私はちょっと焦っています。どうなることやらです。

そんなこんなで昼間は私には疲れるパソコンや携帯の前に座っての作業(?)をして、夜、それも夜中に編み物をぼちぼち進めています。以前投稿した深緑のアランセーター、ゆっくりだけれど進んではいます。ちょっと、ペースを上げたいな、とも思っています。ここで完成を報告できるのはいつになるやら・・。



 

 

軽やかなブリオッシュ編み。

 

Knit Graffiti Designs "Rebel"

また古い写真を引っ張り出してきました。2020年に編んだものです。ブリオッシュ編みのショール。インスタグラムで知ったデザイナーさんのショール、編み物コミュニティ"ラベリーRavelry"でパターンを買いました。

自分が欲しいと思うものを形にできるのは素敵だなと思います。私はデザイナーになりたいわけではないしそのセンスもないけれど、自分が編みたいと思うものを形にできる製図や編むことの技術や知識は身につけたいものです。

 

 

 

28年ぶりの再会。

テーブルの上に飾ってある花が気になる・・くんくん

編み物の理想も、編み物以外でやりたいことも、と本当はいろいろあるのに、なかなか気持ちが落ち着かない日々を過ごしています。自分のやる気などの気持ちだけではどうしようもコントロールできない目の病気のことまであるので、どうもぱっとしない・・。

と、そんな中、先日若かりし頃の知り合いと、28年ぶりに会うことができました。返事の遅い私にも毎年欠かさず年賀状を送ってくれる大好きなお姉さんがいるのです。共通の趣味で知り合い、彼女が遠いところへ引っ越した時は訪ねたりもしました。今回はゆっくりできる時間はなかったけれど、ちょっとだけ家に寄ってもらい、編み物を見てもらったり、お気に入りの場所に案内して広い景色を眺めたり。

30年近く前の自分のこと、私自身忘れることはなく今まで過ごしてきていたつもりだったけれど、その頃の自分を知る人と再会し話し、別れてから一人になって思い返していると、その頃の自分がやっていたこと思っていたこと、そしてそんな私の周りの環境、などなど・・色々なことを鮮明に思い出し、やっぱり忘れていたり変わったりしているのだと気がつきました。若さゆえの恥ずかしいことを思い出すと忘れてしまいたくもなりますが、忘れない方がいいことも確かにあるのですよね、ちょっとこれからしばらくは、その頃の自分を連れて回ることにしようと思います。