編み物の日常、編み物と日常。

編み物にまつわること、そして日常のこと。

うちのにゃんことの出会い。

もう10歳になるうちのにゃんこ。10年前、生後2ヶ月くらいの子猫が、当時住んでいた家の前の、お隣のおばあちゃんの畑の網に引っかかって鳴いていたのです。うちの息子が見に行って、「モデルみたいにかわいい子がいる」と言って戻ってきました。

実はその頃私は少々精神的に不安定になっていて、ツシマヤマネコのぬいぐるみを異常なほど可愛がっていました。外にこそ連れ出さないものの、家の中ではいつも見えるところに連れて回り、寝る時も一緒。そんな私を、そのツシマヤマネコのぬいぐるみ "みぃちゃん" が、このままじゃいけないよと心配してこの子を引き寄せてくれたのではないかとしか思えないタイミングで、うちの前にそのみぃちゃんとおんなじ柄の子猫が現れたのです。

それからは子猫のいる慌しくも楽しい毎日。いつしか本当に、ぬいぐるみのみぃちゃんを頼らなくても元気でいられるようになっていました。そんな出会いから早いものでもう10年も経ってしまった。いつまでも元気でいようね。

みぃちゃんは今でもリビングの棚から、私とこの子が追っかけたり追っかけられたりして走り回ったり(!?)、甘えたりしているのを見守ってくれています。たまに手に抱いて、ありがとうを伝えています。