懐かしい写真、もう何年も前に編んだ、手紡ぎ糸でのシェトランドレース。これの実物を、見る人が見れば突っ込みどころは満載だと思うけれど、この時の自分の中では頑張ったもの。ただ "この時の自分" からあまりまだ成長していないのがとても残念なところで・・。
より美しいものを生み出したい気持ちと、そしてそれだけではなく生活がかかっていたから寝る間も惜しんで紡ぎ、編んでいたのであろうほんの少し前の時代を思うと、それなのにものすごい大作(気が遠くなりそうなほど時間がかかっているであろう手仕事)を残していることに驚きます。紡ぐ人、編む人、仕上げ作業をする人と、それぞれ分業だったと聞きますが、それにしても。
いくつかの本に載っている、古いモノクロの写真を見てため息をついています。本場のミュージアムに本物を見に行きたいなぁ・・と、最近ずっと妄想中。