編み物の日常、編み物と日常。

編み物にまつわること、そして日常のこと。

アランセーター。

新しい年が始まりました。年明けから辛いニュースが続いていますがきっと穏やかな気持ちで過ごせる日が来ますように。国内はもちろん、世界中が平和へ一歩でも近づく年になってほしいと祈っています。

さて写真は去年仕上げたアランセーターです。アリス・スターモアのデザインの " St.Brigid " を、袖と襟元、裾のデザインを変えて、自分に合うようにと編みました。細めの糸を3本どりにして編んだのですが、糸が足りなくなり、身頃、袖、襟と裾のゴム編み部分と、この3つでそれぞれ色が違ってしまいました。けれど実物を見たパートナーにも色が違うことに全然違和感はないと言ってもらえて一安心。とても気に入ったものができました。

以前もここでアリス・スターモアのことを書きましたが、やはり彼女のデザインのものを編み上げたらなんとも言えない嬉しさがあって、そしてアイルランド好きの私は特に、アランセーターは本当に好きだと今回つくづく思いました。

一つ前の投稿で書いたように、最近は糸紡ぎのために手動のドラムカーダーをぐるぐるぐるぐる回していたのですが、しばらく前から腰の調子がよくないところにその作業をつい長時間、何日も続けてしまったせいで本格的に調子が悪くなってしまい、泣く泣く今はカードかけお休み中・・。年齢には勝てません。つい先日も年上の友達とそんな話をしたばかりです。

糸を紡ぐことが当分先になりそうなので、家にある市販の毛糸でどうにか1着分足りそうなものを選び、調子に乗ってまたアランセーターを編み始めようと思っています。また途中で糸が足りなくならないとも限らない・・さてどうなりますやら。しばらくは買わずに家にある糸を消費していきたいので工夫して使っていこうと思っています。

今年もこのブログは編み物のこともそれとは関係のないことも、自分自身が楽しめるように続けていこうと思っています。数少ないながらも、このブログにどこかからかたどり着いて見てくださっている方がいること、とても嬉しく思っています、ありがとうございます。